設立趣意書 ECSRN(English Cocker Spaniel Rescue Network)とは、 イングリッシュコッカースパニエル（以下E.コッカー）愛好者の手によって運営されている 非営利のネットワーク組織です。 繁殖場から放出された1頭の聴覚障害を持つE.コッカーの里親探しをきっかけに、 不幸なE.コッカーを1頭でも減らすことを目的として設立されました。 E.コッカーは　これまで日本では比較的新しい犬種であり、 誰でもが知っている人気犬種というわけではありませんでした。 しかし爆発的なペットブームの影響からか　 最近はペットショップやネット通販などで売られているE.コッカーも見かけるようになりました。 残念なことに　E.コッカーを手軽に入手して手に負えなくなったと手放されるケースが増えています。 また　正しい知識を持たず安易に繁殖されたため　遺伝病や気質的な問題を抱えて 放棄される危険性の高いE.コッカーも増加しているのが現実です。 ペットブームの影で、多くの犬達が処分されている現実を目の前にして せめて自分たちの飼っている犬種だけでも１頭でも多くしあわせであってほしいとの願いから　 一般飼い主である我々が率先して、E.コッカー全般についての知識を深め、有用な情報を広く求めて提供し、 飼い主ひとりひとりが遺伝疾患や好発疾患や気質的な行動への理解を持つことによって、 不当に手放されるE.コッカーを減らすことを目指しています。 また、不幸にも飼い主を失ったE.コッカーを保護し、新しい家族への橋渡しを行います。 E.コッカー愛好者だからこそできるレスキューの形、それがECSRNの活動です。　 2004年4月 ECSRN（イングリッシュコッカースパニエル・レスキューネットワーク）