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迷子の犬を保護したら |
1.保護した犬の安全を確保する
環境が急に変わり、知らない人に拘束されるのですから、パニックを起こし
逃げ出そうとする可能性も非常に高いと思われます。 リラックスできるような環境を与えてあげるのはもちろん、首輪やリードの確認をしっかりしておきましょう。 万が一また逃走した時のため、首輪に迷子札やテープに自分の連絡先をつけておきましょう。 |
2.犬の特徴をメモにまとめておく
保護した場所、経緯、性別、外見上の特徴(種類、大きさ、毛色、おおよその年齢など)、
首輪の状態など、わかることをすべて メモにしておきましょう。 |
3.警察・保健所・動物収容施設への連絡
メモを元に 関係機関に連絡を入れます。
○犬は移動(中型犬以上だと1日に5km〜10km)するため 保護した周辺から5km以内の機関すべてに連絡をして、
犬の特徴などを伝え、飼い主からの届出が出ていないか 確認してもらいます。
(そのとき、電話に出た職員の名前を忘れずに控えておきましょう)
○その後、連絡がない場合は 再度飼い主からの届出がないか確認します。
連絡する保健所の範囲を広げる必要もあるかもしれません。
また、保健所や警察などは横のつながりがない場合も多いので、数日おきに再チェックしたほうが良いでしょう。
○近隣の動物病院の患畜の場合もあるので、動物病院へもあたってみましょう。
また保護した犬の体調が悪い場合には、動物病院で相談をしてみましょう。 |
4.ビラを作成、配る・貼る作業
保健所への連絡だけで飼い主が現れない場合は ビラを作成して配ります。
○ビラには、犬の写真(明るいところで撮影、サイズは大きい方が良い)、
特徴(名前、性別、犬種、毛色、首輪などの装着具、クセや性質など、わかることはすべて)、
保護日・保護場所・連絡先などを記載します。 ☆連絡先はイタズラ電話を考慮して仮名にし、なるべく携帯電話の方が良いでしょう。
○電話連絡済みのすべての保健所・警察署などに ビラを郵送し、飼い主からの届出と照会調査してもらうよう 頼みます。
○駅付近や公園などの近所の人目のつく場所、犬とよく散歩しているようなコース、銀行、スーパー、
ペットショップ、動物病院などにお願いして貼らせてもらいます。
○犬を飼っているお家には ポスティングをお願いします。 |
5.メディアの迷い犬猫コーナーへの投稿
○インターネット、新聞、タウン誌などの迷い犬猫コーナーへ投稿します。
☆インターネットの「迷子犬」で検索するといくつかのHPが検索できます。 |
◎飼い主が見つかったら
1.住所などを確認できる身分証明書と犬の写真などを持参して頂き、飼い主本人であることを確認します。 2.犬を引き渡す前に、逃走した理由などを聞き出し、二度と起こらないように改善をお願いします。
3.犬と飼い主と一緒の写真を撮影しておきます。 4.届出をした関係各所(保健所、警察、役所等)や協力を要請したところ全てに発見報告をします。
その際、貼ったポスターなどは、責任を持って回収しておきます。 |
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