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捨てないで<<どんな犬<<かかりやすい病気(遺伝疾患)


代表的な遺伝疾患

E.コッカーにおいて有名な遺伝疾患は2つあります。
1つはPRA/prcd(進行性網膜萎縮症/進行性網膜桿状体-錐状体異形成タイプ)であり、もう1つは FN(家族性腎症)です。

また、これら以外にも 注意すべき遺伝疾患がいくつかあります。
主なものは 関節系の疾患(CHDと膝蓋骨脱臼)、それに聴覚障害です。

どの遺伝疾患も、今現在あなたの身近に、患っているE.コッカーはいないかもしれません。または、いるかもしれません。

重要な事は、遺伝疾患というものは E.コッカー発祥国であるイギリスや飼育頭数の多いアメリカなどに比べて、日本のように遺伝子プール(繁殖に用いられる犬の数)が小さい場合、危険因子を持っている犬が種牡や台牝として繁殖に使われると、たとえその病気が 他国ではあまり広まっていないものであっても、あっという間に蔓延してしまうリスクが高いということです。

したがって、繁殖者も飼い主も、一般的にE.コッカーに好発とされる疾患だけではなく、日本のE.コッカーの発症傾向についてアンテナを伸ばして情報収集することが大切です。

それと同時に、身近には発症例がなくても、一般的な好発遺伝病についての情報も、当然おさえておくべきでしょう。



ここでは下記について述べてみます

PRA/prcd(進行性網膜萎縮症/進行性網膜桿状体-錐状体異形成タイプ)
FN(家族性腎症)
CHD(股関節形成不全)
膝蓋骨脱臼
聴覚障害


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